◆ | 講義題目 中国民間文学研究(及び日本現代文学研究) | ||||||||||||||||||
◆ | 到達目標 中国近世における物語が大衆文化や宗教、地域社会とどのように関係して形成されたかを探り、比較文化史の視点を用い、中国文学を文化論からの立場でも把握できるようにする。 | ||||||||||||||||||
◆ | 授業内容・目的・方法 中国の民間伝承であった崔府君、鍾馗、白蛇怪、猴王神が小説や戯曲の主人公として潤色される過程を原典資料にあたりながら説明する。なお、本年度は前期において、客員教授(カンタベリー大学教授(*))をまじえて、日本現代文学論を比較文化史学の立場から講義することも予定している。その場合、変則的なスケジュールで講義が進められるが、第1回目講義の際、改めて補足説明をする。講義は次の形で進める予定である。
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◆ | 講義題目 東アジア出版文化の諸問題 |
◆ | 到達目標 東アジア出版文化論について多角的な視点を身に付けられるようにする。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 東アジア出版文化研究に関する研究成果論文について担当を決め、その内容をまとめてレポートとし、研究上における成果や問題点、或は関連テーマについて報告する。そして、全員で自分の研究課題に立脚した意見交換を行なう。 なお、関連研究として、検証論文と密接な資料分析のため、担当者には明代を主とする書韓・版元、出版物をめぐる調査を行なうことを求めることもある。 関連研究として欧米研究者のルシール・チア、シンシア・ブロコウ、アン・マクラレンなど英文論考の研究成果も演習対象に含む。 |
◆ | 講義題目 中国民間文学研究 | ||||||||||||||||||||||||||
◆ | 到達目標 中国近世における物語が大衆文化や宗教、地域社会とどのように関係して形成されたかを探り、比較文化史の視点を用い、中国文学を文化論からの立場でも把握できるようにする。 | ||||||||||||||||||||||||||
◆ | 授業内容・目的・方法 中国民間伝承がいかに小説や戯曲化されて行くかについて検討する。
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◆ | 講義題目 東アジア出版文化の諸問題 |
◆ | 到達目標 東アジア出版文化論について多角的な視点を身に付けられるようにする。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 東アジア出版文化研究に関する研究成果論文について担当を決め、その内容をまとめてレポートとし、研究上における成果や問題点、或は関連テーマについて報告する。そして、全員で自分の研究課題に立脚した意見交換を行なう。第1期を承ける。 |
◆ | 講義題目 中国宗教文学研究 | ||||||||||||||||||
◆ | 到達目標 中国の神格が大衆文化や芸能、地域社会の要素をいかに用いて形成されたかを探る。比較文化史の視点を用い、中国神格を文化論からの立場でも把握できるようにする。 | ||||||||||||||||||
◆ | 授業内容・目的・方法 中国の神格である崔府君、鍾馗、白蛇神、猴王神が小説や戯曲の主人公として潤色される過程を原典史料資料にあたりながら説明する。講義は次の形で進める予定である。
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◆ | 講義題目 中国宗教文学研究 | ||||||||||||||||||
◆ | 到達目標 中国の神格が大衆文化や芸能、地域社会の要素をいかに用いて形成されたかを探る。比較文化史の視点を用い、中国神格を文化論からの立場でも把握できるようにする。 | ||||||||||||||||||
◆ | 授業内容・目的・方法
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◆ | 講義題目 東アジア文化資料の諸問題 |
◆ | 到達目標 東アジア文化を特徴づける資料・史料について多角的な視点から扱えるようにする。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 東アジア文化研究に関する資料・史料・文献について、出席者の専門分野で重要な役割を果たす一次的資料を選び、その内容をまとめて研究上における役割や問題点、或は関連資料について報告する。そして、全員で意見交換を行なう。 例 : 元代宗教文芸研究 資料としての山西省・広勝寺 明応王殿(水神廟)壁画の紹介と問題点 |
◆ | 講義題目 東アジア文化資料の諸問題 |
◆ | 到達目標 東アジア文化を特徴づける資料・史料について多角的な視点から扱えるようにする。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 東アジア文化研究に関する資料・史料・文献について、出席者の専門分野で重要な役割を果たす一次的資料を選び、その内容をまとめて研究上における役割や問題点、或は関連資料について報告する。そして、全員で意見交換を行なう。 例 : 元代宗教文芸研究 資料としての山西省・広勝寺 明応王殿(水神廟)壁画の紹介と問題点 |
◆ | 講義題目 東アジア出版文化研究 | ||||||||||||||||
◆ | 到達目標 宋元版及び明版が持つ日中韓での文化史的役割が把握できるようにする。 | ||||||||||||||||
◆ | 授業内容・目的・方法 中国における六朝・唐代などの鈔本が宋代に木版本に統合され、宋版を継承した金版・元版、もしくはその影響下にある西夏木・遼刊本などから、明刊本が商業出版を通して韓半島や日本へ流布する過程を検証する。授業期間中、国際学会を開催した場合は参加すること。
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◆ | 講義題目 東アジア出版文化研究 | ||||||||||||||
◆ | 到達目標 中国の木版印刷による文化等の情報が東アジア社会でいかに共有もしくは変形されていったかを理解できるようにする。 | ||||||||||||||
◆ | 授業内容・目的・方法 前期を承けて、元版・明版が東アジア社会に流布し、朝鮮版(韓版)、和刻本に翻印される状況を検証する。そして、清刊本と並存して文化情報等を伝える際、国情によっていかなる差異があったのか否かについて分析する。
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◆ | 講義題目 東アジア地域文化の諸問題 |
◆ | 到達目標 学位論文等を作成する際の手順やキーポイントなどを体得し、比較文化史に重点を置いた研究手法を考出できるようにする。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 中国を中心とした古代・近世アジア社会の文化的特色について、受講生が自己の研究内容から比較検討してまとめて報告する。そして、全員で意見交換をして時代による東アジア諸地域がもつ文化的特徴を抽出する。 なお、附属図書館もしくは、他機関の資料利用によるレポートを課すこともある。また、客員教授による特別講義、国際学会等に参加して研究交流をすることなども含む。 |
◆ | 講義題目 東アジア地域文化の諸問題 |
◆ | 到達目標 学位論文等を作成する際の手順やキーポイントなどを体得し、比較文化史に重点を置いた研究手法を考出できるようにする。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 中国を中心とした古代・近世アジア社会の文化的特色について、受講生が自己の研究内容から比較検討してまとめて報告する。そして、全員で意見交換をして時代による東アジア諸地域がもつ文化的特徴を抽出する。 なお、附属図書館もしくは、他機関の資料利用によるレポートを課すこともある。また、客員教授による特別講義、国際学会等に参加して研究交流をすることなども含む。 |
◆ | 講義題目 東アジアの典籍・絵画資料から見る中国文化 | ||||||||
◆ | 到達目標 中国古代・中世(六朝・唐・遼宋金)文化研究に東アジアの資料が果たす役割が把握できるようにする。 | ||||||||
◆ | 授業内容・目的・方法 中国研究の中心に宋代以来の印刷資料を使うのは普遍的なことであるが、出版文化史から見ると注意すべき点も多い。文献学、書誌学、そして史料学などにより、方法論的な進展が見られるが、資料それぞれの特徴に対応が不十分な点も見られる。本講義では、具体的な中国文化事象を取り上げ、研究用資料の多面性を示すことを考える。
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◆ | 講義題目 東アジア出版文化研究 | ||||||
◆ | 到達目標 明刊本の持つ特色、日本の輸入についての状況を理解する。 | ||||||
◆ | 授業内容・目的・方法 前期を承けて、宋版から元版、元版から明版、或いは五山版や朝鮮本が生まれ、やがて東アジアに流布することによって、複合的な版本としての朝鮮本や和刻本が作られる。その一方、明版の修改を経て清刊本が生まれる出版文化の様相について、六朝詩文集、「西遊記」、明刊科挙参考書に焦点を当てて概観する。
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◆ | 講義題目 東アジア出版文化の諸問題 |
◆ | 到達目標 アメリカ及び中国における東アジア出版研究を研究論文に基づいて分析し、研究状況を把握する。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 英語・中国語による東アジア出版文化関係の論文を選読し、担当を決めてその論文の研究史上の評価や位置づけを行う。また、附属図書館から、関連する資料を捜して論考の補助、或いは、問題点について報告する。 受講対象は東アジア文化に関心を持つ院生など。 |
◆ | 講義題目 東アジア地域文化の諸問題 |
◆ | 到達目標 東アジア文化を特徴づける資料・史料について多角的な視点から扱えるようにする。 |
◆ | 授業内容・目的・方法 中国を中心とした古代・近世アジア社会の文化的特色について、受講生が自己の研究内容から比較検討してまとめて報告する。そして、全員で意見交換をして時代による東アジア諸地域がもつ文化的特徴を抽出する。 受講対象は東アジア文化に関心を持つ院生など。 |