授業内容:寺山 恭輔
平成18年度
【ユーラシア文化史特論Ⅰ】
講義題目
ソ連の対日政策概論Ⅰ
到達目標
日ソ間に生じた諸問題の概要、研究の現状を理解する。
ソ連の対日政策の決定過程、指導者のパーソナリティー、対日観を把握する。
日本の対ソ政策の特色も理解する。
授業内容・目的・方法
次のような日ソ間のトピックを取り上げ、それぞれについて先行研究を紹介し、研究の現状と問題点を指摘する形で授業を進める。
ロシア革命前のロシアの対日政策。
ロシア革命とシベリア出兵。
日ソ基本条約と国交回復。
満州事変と日ソ関係。
満州国とソ連。
国境紛争(ノモンハン事件など)。
コミンテルンの対日政策。
日ソ中立条約。
1945年の対日参戦と極東における冷戦。
関東軍兵士のシベリア抑留。
日ソ共同宣言と国交回復。
緊張緩和と戦後の日ソ関係。
【ユーラシア文化史特論Ⅱ】
講義題目
ソ連の対日政策概論Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く。
【ユーラシア文化史研究演習Ⅰ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅰ
到達目標
(1) 研究論文を読むことにより、ロシア・ソ連史を研究するために必要なロシア語の読解力を高める。
(2) 参考文献の所在の探し方、引用の方法も同時に学ぶ。
授業内容・目的・方法
(1) 第二次世界大戦時のロシアに関する論文集、Rossiia v20 veke:Voina 1941-1945 godov,sovremennye podkhody,Moskva,2005.をテキストとして使用する。
(2) 出席者が交代で論文の要旨をまとめて発表し、それに関して論評、議論する形で授業を進める。
(3) 受講生のロシア語読解力のレベルにより 適宜テキストを選択する。
【ユーラシア文化史研究演習Ⅱ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く。
平成19年度
【ユーラシア文化史特論Ⅰ】
講義題目
ソ連・ロシアの対日政策概論Ⅰ
到達目標
日ソ・日露間に生じた諸問題の概要、研究の現状を理解する。
ソ連・ロシアの対日政策の決定過程、指導者のパーソナリティー、対日観を把握する。
日本の対ソ・対ロ政策の特色も理解する。
授業内容・目的・方法
次のような日ソ間のトピックを取り上げ、それぞれについて先行研究を紹介し、研究の現状と問題点を指摘する形で授業を進める。
ロシア革命前のロシアの対日政策。
ロシア革命とシベリア出兵。
日ソ基本条約と国交回復。
満州事変と日ソ関係。
満州国とソ連。
国境紛争(ノモンハン事件など)。
コミンテルンの対日政策。
ゾルゲの諜報活動
日ソ中立条約。
1945年の対日参戦と極東における冷戦。
関東軍兵士のシベリア抑留。
日ソ共同宣言と国交回復。
北方領土問題
ペレストロイカ以降のソ連・ロシアの対日政策。
日露関係の現状。
【ユーラシア文化史特論Ⅱ】
講義題目
ソ連・ロシアの対日政策概論Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く
【ユーラシア文化史研究演習Ⅰ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅰ
到達目標
(1) 研究論文を読むことにより、ロシア・ソ連史を研究するために必要なロシア語の読解力を高める。
(2) 参考文献の探し方、引用の方法も同時に学ぶ。
授業内容・目的・方法
(1) 第二次世界大戦時のロシアに関する論文集、Rossia v 20 neke:Voina 1941-1945 godov,sovremennye podkhody,Moskva,2005.をテキストとして使用する。
(2) 出席者が交代で論文の要旨をまとめて発表し、それに関して論評、議論する形で授業を進める。
(3) 受講生のロシア語読解力のレベルにより適宜テキストを選択する。
【ユーラシア文化史研究演習Ⅱ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く
平成20年度
【ユーラシア文化史特論Ⅰ】
講義題目
大戦間期ソ連の国境における民族問題と統治政策Ⅰ
到達目標
ソ連がどのような国々と国境を接し、それぞれの国境地帯で隣接国との間にいかなる民族問題が存在していたのかを理解する。
それらの問題をソ連の指導者がいかに解決しようとしていたのか、政策の決定過程を理解する。
授業内容・目的・方法
Ⅰ. ソ連と国境を接する諸国と、それに対応するソ連の諸地域は以下の通りである。
フィンランド=カレリア、ムルマンスク、レニングラード。
バルト三国、ポーランド、ルーマニア=ウクライナ、白ロシア、モルドヴァ。
イラン、アフガニスタン=カフカース、中央アジア。
モンゴル=シベリア
中国(新疆、満州)=中央アジア、極東。
日本=サハリン、満州国。

Ⅱ. それぞれについて先行研究を紹介し、研究の現状と問題点を指摘する形で授業を進める。
Ⅲ. 焦点となる問題の例として、革命後の亡命者の存在、国境を跨ぐ同系統の民族の存在、問題解決のための隣接国との外交交渉、国境警備、軍隊の展開などが考えられる。
【ユーラシア文化史特論Ⅱ】
講義題目
大戦間期ソ連の国境における民族問題と統治政策Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く
【ユーラシア文化史研究演習Ⅰ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅰ
到達目標
(1) 研究論文を読むことにより、ロシア・ソ連史を研究するために必要なロシア語の読解力を高める。
(2) 参考文献の探し方、引用の方法も同時に学ぶ。
授業内容・目的・方法
(1) 20世紀ロシアの検閲に関して、Goriaeva、Blium、Babichenkoなどにより最近発表された諸著作や、検閲に関連した史料集をテキストとして使用する。
(2) 出席者が交代で論文の要旨をまとめて発表し、それに関して論評、議論する形で授業を進める。
(3) 受講生のロシア語読解力のレベルにより適宜テキストを選択する。
【ユーラシア文化史研究演習Ⅱ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く
平成21年度
【ユーラシア文化史特論Ⅰ】
講義題目
大戦間期ソ連の国境における民族問題と統治政策Ⅰ
到達目標
ソ連がどのような国々と国境を接し、それぞれの国境地帯で隣接国との間にいかなる民族問題が存在していたのかを理解する。
それらの問題をソ連の指導者がいかに解決しようとしていたのか、政策の決定過程を理解する。
授業内容・目的・方法
Ⅰ. ソ連と国境を接する諸国と、それに対応するソ連の諸地域は以下の通りである。
フィンランド=カレリア、ムルマンスク、レニングラード。
バルト三国、ポーランド、ルーマニア=ウクライナ、白ロシア、モルドヴァ。
イラン、アフガニスタン=カフカース、中央アジア。
モンゴル=シベリア
中国(新疆、満州)=中央アジア、極東。
日本=サハリン、満州国。

Ⅱ. それぞれについて先行研究を紹介し、研究の現状と問題点を指摘する形で授業を進める。
Ⅲ. 焦点となる問題の例として、革命後の亡命者の存在、国境を跨ぐ同系統の民族の存在、問題解決のための隣接国との外交交渉、国境警備、軍隊の展開などが考えられる。
Ⅳ. 今年度は、上記諸地域のうち昨年度検討できなかった②、③、⑤について検討を加えることとする。
【ユーラシア文化史特論Ⅱ】
講義題目
大戦間期ソ連の国境における民族問題と統治政策Ⅱ
到達目標
ソ連がどのような国々と国境を接し、それぞれの国境地帯で隣接国との間にいかなる民族問題が存在していたのかを理解する。
それらの問題をソ連の指導者がいかに解決しようとしていたのか、政策の決定過程を理解する。
授業内容・目的・方法
1学期に続く
【ユーラシア文化史研究演習Ⅰ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅰ
到達目標
(1) 研究論文を読むことにより、ロシア・ソ連史を研究するために必要なロシア語の読解力を高める。
(2) 参考文献の探し方、引用の方法も同時に学ぶ。
授業内容・目的・方法
(1) スターリニズムに関して、近年のロシアにおける研究状況をまとめたあ論文集Istoriografiia stalinizma,Moskva,2007.をテキストとして使用する。
(2) 出席者が交代で論文の要旨をまとめて発表し、それに関して論評、議論する形で授業を進める。
(3) 受講生のロシア語読解力のレベルにより適宜テキストを選択する。
【ユーラシア文化史研究演習Ⅱ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅱ
到達目標
(1) 研究論文を読むことにより、ロシア・ソ連史を研究するために必要なロシア語の読解力を高める。
(2) 参考文献の探し方、引用の方法も同時に学ぶ。
授業内容・目的・方法
1学期に続く
平成22年度
【ユーラシア文化史特論Ⅰ】
講義題目
戦前のロシア・ソ連極東Ⅰ
到達目標
ロシアの極東地域が形成されてきた歴史的過程を理解する。
中央政府との関連に着目し、辺境地域からの視点により、ロシア・ソ連史を考察する。
授業内容・目的・方法
Ⅰ. いわゆるロシアの極東地域は19世紀半ばにロシア帝国が清国からアムール川流域、沿海地方を獲得したことで形成された。約150年の歴史を持つが、ちょうど日本の開国、明治維新以降の歴史と重なる。日中朝の東アジア三国とも密接に関連する地域だが、その形成から第二次大戦終了までの歴史をたどり、今日の東北アジア地域のあり方をロシアから考察することを目的とする。時期区分および取り上げる課題は以下の通りである。
ロシア極東の形成。プリアムール総督府とロシア帝国。
日清政府、義和団の乱、日露戦争とロシア極東。
ロシア革命と極東。
極東共和国。
ネップ時代のロシア極東。
満州国と対峙する1930年代のロシア極東。
戦間期のロシア極東。
満州国の崩壊とロシア極東。

Ⅱ. それぞれについて先行研究を紹介し、研究の現状と問題点を指摘する形で授業を進める。
【ユーラシア文化史特論Ⅱ】
講義題目
戦前のロシア・ソ連極東Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く
【ユーラシア文化史研究演習Ⅰ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅰ
到達目標
(1) 研究論文を読むことにより、ロシア・ソ連史を研究するために必要なロシア語の読解力を高める。
(2) 参考文献の探し方、引用の方法も同時に学ぶ。
授業内容・目的・方法
(1) ロシアとウクライナ間の歴史論争に発展している1930年代初頭の飢饉に関する文献を読み、論争の背景を考察する。ソ連農業の専門家イヴニツキーの著書N.A.Ivnitskii,Golod 1932-33 godov v SSSR,Moskva,2009.をテキストとして使用する。
(2) 出席者が交代で論文の要旨をまとめて発表し、それに関して論評、議論する形で授業を進める。
(3) 受講生のロシア語読解力のレベルにより適宜テキストを選択する。
【ユーラシア文化史研究演習Ⅱ】
講義題目
ソ連史文献研究Ⅱ
到達目標
同上
授業内容・目的・方法
1学期に続く